金融関連ニュース

  1. SBI、コロナ禍でも好調

    SBIホールディングスの2020年4~9月期の連結純利益(国際会計基準)は前年同期比で2割増の330億円強だったようで、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛や相場変動で、個人の株取引が傘下のインターネット証券で増えたこともあり、ネットバンクや保険事業も好調だったとのことです。

  2. 生保各社、コロナ患者の入院条件見直し検討したが保険金支払い継続

    24日施行の新型コロナウイルス患者の入院条件を見直す政令が生命保険業界に波紋を広げているようで、新型コロナの患者に対し、生保各社は入院の対象外でも新型コロナと診断された時点で、事実上保険金を支払うことを決めたようです。

  3. 温暖化ガス排出実質ゼロ目標の実現へ、税優遇検討

    菅義偉首相は25日、都内で自民党の甘利明税制調査会長と会談したようで、2021年度税制改正を巡り、首相が主導する温暖化ガス排出を50年に実質ゼロにする目標の実現へ企業に研究開発や設備投資を促す税優遇策を検討するよう指示したようです。

  4. あおぞら銀行、全店舗キャッシュレス化へ

    あおぞら銀行は窓口で現金を扱わない「キャッシュレス店舗」を全ての店舗に広げるとのことです。

  5. 政府与党が株式でのM&Aの現行制度改善を検討

    政府・与党は株式を使ったM&A(合併・買収)について、買収される企業の株主の税負担を大幅に軽減するようです。

  6. SOMPO系「健康増進型」に全面転換

    健康改善で保険料を割り引いたりキャッシュバックしたりする「健康増進型保険」が広がりそうとのことです。きっかけはSOMPOホールディングス傘下のSOMPOひまわり生命保険、全面転換する生保は初めてで、大手生保が追随すれば保険料体系のあり方に一石を投じそうとのことです。

  7. 年金過払い、処理遅れにより時効に

    日本年金機構が2016~19年度に公表した200万円以上の厚生年金の過払い178件について、会計検査院が調べたところ、68件で計4345万円の返還請求ができなくなっていたことが分かったとのことです。

  8. 全銀協、来春までに認知症の顧客への対応を指針

    高齢化が進む中、認知機能が低下した顧客に金融機関がどう対応すべきかの指針やルール作りが進んでおり、銀行では家族が本人に代わり預金を引き出す「代理出金」がしやすくなるよう、全国銀行協会が指針をまとめるようです。

  9. クレジットカード大手、カードレス決済続々参入

    クレジットカード大手が、プラスチック製のカードを使わない「カードレス決済」に動き始めたとのことで、クレディセゾンは11月からオンラインでカード番号を発行し、スマートフォンで決済できるサービスを始めるようです。

  10. 行政手続き、21年度に完全デジタル化

    出遅れていた金融分野の行政手続きのデジタル化が動き出し、金融庁は約1800種類ある銀行や保険、証券会社などからの届け出や申請を2021年度中にすべてオンライン化するようです。

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