金融関連ニュース

  1. 損保ジャパン、交通の遅れ補償を申告なしで即時払い

    損害保険ジャパンは保険金の対象となる事故の発生を自動的に検知し、すぐに支払う仕組みを開発したとのことです。交通機関の遅延事故による損害の補償から始め、企業向けを含む他の保険にも広げ、契約者は事故の発生を保険会社に申告したり、証明書を提出したりする手間が省けるようです。

  2. 三菱UFJ信託、オーストラリア運用会社の株式売却

    三菱UFJ信託銀行は13日、資本提携を結んでいたオーストラリアの資産運用会社のAMPキャピタル・ホールディングスの株式を売却すると公表したようです。15%の持ち分全てを親会社であるAMPホールディングスに引き渡し、売却額は4億6000万豪ドル(約350億円)とのことです。

  3. オリックス銀行、再生エネ債権を証券化 個人販売も

    オリックス銀行は太陽光発電所など再生可能エネルギー関連の施設の建設や取得に必要な融資を小口化して機関投資家だけでなく、個人投資家にも販売するとのことです。同行が免許を持つ信託銀行の機能を活用するとしており、今年度中に太陽光発電から始め、風力発電にも広げるもようです。

  4. 7月の企業倒産2%減、資金繰り支援が一定効果か

    東京商工リサーチが11日に公表した7月の企業倒産件数は前年同月比2%減の789件となったようで、倒産件数の減少は2ヵ月ぶりとのことです。新型コロナウイルス禍に対応した政府や金融機関の資金繰り支援が、経営の厳しい企業を一定程度支えているようです。

  5. 損保ジャパン非対面販売、企業向けでオンライン化

    損害保険ジャパンは企業向けの保険で、オンラインで保険契約を結べるようにするようです。

  6. 7月末の銀行の貸出金、3カ月連続伸び率過去最高

    全国銀行協会は7日、7月末の全国の銀行の貸出金残高が535兆2170億円と、前年同月比6.9%増えたと公表したようです。伸び率は比較可能な1999年10月以降で最高になり、5月の6.4%増、6月の6.8%増に続いて3カ月連続で過去最高となったとのことです。

  7. 3メガバンクとりそな銀行が個人の送金手数料下げへ

    三井住友、みずほ、三菱UFJの3メガバンクとりそな銀行は、個人間の送金の手数料を下げる検討に入ったとのことです。少額のお金のやりとりを専用とする個人向けの送金インフラを作り、その際の手数料を安く設定するもようです。

  8. 巣ごもり需要狙う、通販の不正決済2割増

    新型コロナウイルス禍で、通販サイトでの不正決済が増えているとのことです。

  9. 損害保険大手、企業向け火災保険10%弱引き上げ

    損害保険大手4社は2021年1月に企業向けの火災保険料を全国平均で10%弱引き上げる方針を固めたとのことです。強風や浸水による建物などの被害を補償するもので、2018年度の自然災害で保険金の支払いが急増したことに対応するようで、19年10月に続く値上げで企業の負担は一段と増えるとしています。

  10. 東京海上、熱中症補償を拡充

    東京海上日動火災保険は企業向け傷害保険などで熱中症への補償を拡充するとのことです。新型コロナウイルス予防により、マスクを着用するため熱中症のリスクが高まることに対応し、熱中症を補償する特約に加入できる傷害保険を増やすとしています。

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