金融関連ニュース

  1. 三重県の桑名信金と三重信金が対等合併へ

    三重県の桑名信用金庫(桑名市)と三重信用金庫(松阪市)は11日、来年3月を目途に対等合併することで合意したと発表しました。県内1位と3位の信金の合併で、新信金の預金残高は約7200億円、貸出金は約3100億円となり、2位の北伊勢上野信金(預金残高約4200億円)を大きく引き離す見込みです。

  2. 福井銀が通販サイト構築会社と提携して創業支援

    福井銀行は10日、県内の個人・法人・自治体へのネットビジネス支援や創業支援を目指して、通販サイト構築支援を手掛けるBASE(ベイス、東京・渋谷)と業務提携したことを発表しました。BASEは初期投資や運営費が基本無料の通販サイト作成サービスを展開しており、売上の一部を手数料として受け取っています。

  3. 三井住友カードが世界初の新型クレカ発行予定

    三井住友カードは米Dynamics Inc.と提携し、世界初の「ロック機能付きクレジットカード」を早ければ2月にも発行する計画を発表しました。

  4. 四国4地銀が地方創生の包括提携でファンド会社を設立

    阿波、百十四、伊予、四国の地方銀行4行は5日、地方創生に向けた包括提携「四国アライアンス」の主要施策の一つとして、創業支援や地域企業への円滑な資金供給などを支援するファンドの運営会社「四国アライアンスキャピタル」を共同で設立したと発表しました。出資比率は各行25%ずつで、資本金は1億円。

  5. 所得税の配偶者控除は妻の年収上限を150万円に拡大

    国税の所得税を軽減する配偶者控除制度が1月から変わっています。従来は配偶者(主に妻)の年収が103万円以下の場合に世帯主(主に夫)は一律38万円の配偶者控除を受けられ、103万円を超えると配偶者特別控除が適用されて、控除額が38万円から段階的に縮小し141万円でゼロになる仕組みでした。

  6. 東証の大発会で日経平均が26年ぶりの高水準

    東京株式市場は4日、2018年最初の取引となる大発会を迎え、日経平均株価が大幅反発して始まりました。前営業日(12月29日)比308円高の2万3073円で始まり、終値は同比741円39銭高の2万3506円33銭。

  7. 三井住友系の日興証券とフレンド証券が合併

    三井住友フィナンシャルグループ傘下のSMBC日興証券とSMBCフレンド証券が1月1日付で合併し、新会社「SMBC日興証券株式会社」となりました。システムや店舗の統廃合によるコスト削減などで、中期的には年間200億円の合併効果を見込んでいるようです。

  8. ファミマATMでゆうちょ銀の手数料が一部無料に

    ファミリーマートは25日、店舗の現金自動預払機(ATM)でゆうちょ銀行のキャッシュカードを利用する際の手数料を、2018年1月15日から一部の時間帯で無料にすると発表しました。

  9. 日本公庫の新総裁に財務省出身の田中一穂氏

    日本政策金融公庫は25日、細川興一総裁(70)が同日付で退任し、後任に田中一穂元財務事務次官(62)が就任したと発表しました。商工中金の不正融資問題を受けて、政府系金融機関のあり方が問われる中、公庫トップに元財務次官が就くのは二代連続となります。

  10. 大手企業の冬ボーナスは横ばいの平均88万円

    経団連は25日、大手企業を対象とした2017年冬のボーナスに関する最終集計をまとめました。東証1部上場で、従業員500人以上の企業のうち、内容が判明した158社を対象に集計したところ、平均妥結額は組合員平均で88万793円で、16年冬に比べて0.01%増とほぼ横ばいだったとのことです。

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