金融関連ニュース

  1. 東芝が東京証券取引所の1部から2部に降格

    経営再建中の東芝の株式が、1日に東京証券取引所の1部から2部に降格しました。今年6月に昨年度の業績見通しで負債が資産を上回る債務超過に陥ったことで2部への降格となりました。売買はこれまでどおり行われますが、2018年3月末までに債務超過を解消できなければ上場廃止となる恐れがあるようです。

  2. ふくおかフィナンシャルグループと十八銀行が経営統合の時期の再延期を発表

    九州最大の金融グループ「ふくおかフィナンシャルグループ」と長崎県最大手の「十八銀行」が、10月に予定していた経営統合の時期を再延期することを正式に発表しました。

  3. 正社員の求人倍率が初の1倍超えに

    厚生労働省が発表した6月の有効求人倍率が、前月比0.02ポイント上昇の1.51倍となり4カ月連続で改善し、1974年2月以降43年4カ月ぶりの高水準となりました。正社員の求人倍率は0.02ポイント上昇し1.01倍となり集計開始以来初の1倍超えとなりました。

  4. 佐川急便が個人客向けの基本運賃を値上げ

    宅配便大手の佐川急便が、個人客向けの基本運賃を11月21日から値上げすることを発表しました。基本運賃の値上は2004年に宅配事業に本格参入してから初めてのことです。

  5. 最低賃金2年連続で引き上げ

    厚生労働相の諮問機関「中央最低賃金審議会」の小委員会は、2017年度の最低賃金について全国平均で25円の引き上げを決定しました。全国平均での最低賃金での時給は848円となり3%以上の引き上げは2年連続となります。

  6. SOMPOが要介護度改善で祝い金を支払う保険を販売開始

    SOMPOホールディングスが、今年の秋から介護子会社が運営する施設の利用者を対象に、要介護度が改善した場合には祝い金を支払う保険「介護度改善応援保険 明日へのちから」の販売を開始します。保険期間は1年で、この期間に要介護度が改善された場合は保険料の約5倍の保険金が支払われます。

  7. ふくおかFGと十八銀統合、無期延期

    ふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡市)と十八銀行(長崎市)は10月に予定していた経営統合を無期限に延期する方針を固めたもようです。統合した場合、長崎県内でのシェアが7割と高くなりすぎるとして公正取引委員会が懸念を示しており、審査が通るめどがたっていないためです。

  8. 6月のアルバイト・パートの平均時給が過去最高に

    求人情報大手のリクルートジョブズが発表した6月のアルバイト・パート平均時給調査によりますと、首都圏、東海、関西の3大都市圏の募集時の平均時給は、前年同月比2.4%増の1012円となり調査が開始された平成18年1月以来過去最高額となりました。深刻化している人手不足などが背景にあるためのようです。

  9. 日本銀行が物価上昇率2%の時期を1年間延期

    日本銀行が20日の金融政策決定会合で物価見通しを下方修正しました。目標とする「物価上昇率2%」の達成時期を、これまでの「2018年度ごろ」から「19年度ごろ」へ1年間先送りしました。日本銀行が想定していた企業の賃上げが進んでおらず、物価上昇に及んでいないことが要因となったようです。

  10. かっぱ寿司の食べ放題に11万5765人が来店

    回転すしチェーン「かっぱ寿司」を展開するカッパ・クリエイトによりますと、6月13~7月14日に一部店舗で実施した食べ放題に延べ11万5765人が来店したことを発表しました。通常の3~4倍に相当する客数でカッパ・クリエイトの予想を上回る人数だったようで今後の実施についても検討する方向でいるようです。

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