金融関連ニュース

  1. 11月の住宅ローン固定金利、12年ぶり高水準 メガバンク

    3メガバンクが10月31日に発表した11月適用の住宅ローン金利で、固定型を10月比でそろって引き上げたようです。10年固定型の基準金利の単純平均は0.12%上昇の3.80%と2011年以来12年ぶりの水準となり、優遇後の金利でも0.12%高い1.29%となったとのことです。

  2. 住友生命、一時払い保険の利率1%に 2カ月連続上げ

    住友生命保険は30日、契約時に保険料をまとめて支払う一時払い終身保険の予定利率を11月1日以降の契約分から引き上げると発表しました。長期金利の上昇を受け、契約者に約束する利回りを現行の0.9%から1.0%にするようです。引き上げは10月に続いて2カ月連続となりました。

  3. 鉱工業生産、9月は0.2%上昇 3カ月ぶりプラス

    経済産業省が31日に発表した9月の鉱工業生産指数(2020年=100、季節調整済み)速報値は103.3となり、前月から0.2%上がったようです。自動車工業や窯業・土石製品工業がけん引し、3カ月ぶりのプラスになったとのことです。生産の基調判断は「一進一退」として前月から据え置いたもようです。

  4. 北国FHDの純利益47%減、4〜9月 外貨調達費影響

    北国フィナンシャルホールディングス(FHD)が27日に発表した2023年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比47%減の68億円だったようです。政策保有株の売却で利益が膨らんだ前年同期の反動が出たとのことです。米国の金利上昇で外貨調達コストがかさんだことも影響したもようです。

  5. 企業向けサービス価格、9月2.1%上昇 2カ月連続で2%超

    日本銀行が26日に発表した9月の企業向けサービス価格指数(2015年平均=100)は109.5と、前年同月比で2.1%上昇したようです。上昇幅は8月から横ばいで、2カ月連続で2%台となったようです。リース・レンタルなどで仕入れ価格や人件費の上昇をサービス価格に反映する動きがみられたとのことです。

  6. 企業型DC運用アプリ、イデコ向けにも提供 三菱UFJ信託

    三菱UFJ信託銀行は月内に、企業型確定拠出年金(DC)の加入者に提供していた運用状況を確認できるスマートフォンアプリの提供対象を拡大するもようです。個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)の利用者が、スマホから運用状況の確認や商品の変更ができるようにするとのことです。

  7. 北洋銀行の4〜9月期、純利益66億円 経費減で減益幅縮小

    北洋銀行は24日、2023年4〜9月期の連結純利益が前年同期比12%減の66億円になったようだと発表しました。従来予想の50億円から16億円上方修正したようです。前年同期からは減益を予想しますが、当初の計画より経費削減が進んだため減益幅は縮小するようです。

  8. 三井住友銀行、生体認証の引き出し上限下げ 150万円に

    三井住友銀行は23日、生体認証を使ったキャッシュカードによる引き出しや振り込みなどの上限を1日あたり計150万円に引き下げました。従来は1000万円でした。同日以降に生体情報登録の申し込みをした顧客が対象となり、既に利用している人は従来通りの上限となるようです。

  9. みずほ、欧州の拠点再編へ 25年春に銀行・証券一体化

    みずほフィナンシャルグループ(FG)は2025年4月をめどに欧州の拠点を再編するもようです。オランダにある銀行の現地法人とドイツの証券子会社を合併し、銀行と証券の業務を一体化するユニバーサルバンクに改めるとのことです。

  10. 銀行間の送金障害、全銀ネットが再発防止へ新組織

    銀行間送金システムで10〜11日に起きた障害を巡り、同システムを運営する全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)は近く再発防止策を検討するタスクフォースを設けるようです。理事会直属の組織として再発防止や原因分析を担うとのことです。

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