金融関連ニュース

  1. 三井住友銀行組合、ベア2.5%要求案 合併後最大

    三井住友銀行の従業員組合は21日、2023年度の春季労使交渉(春闘)で基本給を底上げするベースアップ(ベア)を2.5%要求する執行部案を固めたようです。要求は6年ぶりで、要求幅は合併後最大となり、足元の物価上昇などを受け、総合的な賃上げを要請するとのことです。

  2. MS&AD、契約書類を原則ペーパーレスに

    MS&ADインシュアランスグループホールディングスは10月から、保険の新規契約者が受け取る保険証券など、契約書類の紙発行を原則やめるようです。契約時に契約者向けサイトのアカウントを自動で作成し、サイト上で保険証券や約款、契約内容をいつでも確認できるようにするとのことです。

  3. 国際協力銀行など、サウジ国際送電網に280億円融資

    国際協力銀行(JBIC)などはサウジアラビアの国営電力会社に対し、2億700万ドル(約280億円)を協調融資するようです。同社は調達した資金を近隣国エジプトとの間の国際送電網の整備に充てる。

  4. 三菱UFJ銀行労組、賃上げ5.5%要求 31年ぶり高水準

    三菱UFJ銀行の従業員組合は17日、2023年度に向けた春季労使交渉で昇格や登用を伴う実質値で5.5%程度の賃上げを求める案を決めたとのことです。旧行の時代を含め、要求幅としては1992年以来31年ぶりの高水準となるようです。

  5. 住友生命保険、営業職員の賃金平均5%上げ 23年度

    住友生命保険は2023年度に、全国で働く営業職員約3万2000人の賃金を平均で5%引き上げるもようです。引き上げ幅は3年ぶりの水準となるようです。物価が上がるなか、顧客サービスを中核で担う営業職員の待遇を改善するとのことです。

  6. みずほ、富裕層向け営業強化 スイス老舗金融の商品提供

    みずほフィナンシャルグループ(FG)は16日、スイスの富裕層向け金融大手ロンバー・オディエ・グループの日本法人ロンバー・オディエ信託と包括業務提携を結んだと発表しました。同社の富裕層ビジネスのノウハウを吸収し、運用商品をみずほの顧客に提供するなどで連携を検討するようです。

  7. みずほ銀行、新規事業に資本参加へ 「出資枠」創設

    みずほ銀行は新規事業を担う事業会社に直接資本参加する「価値共創投資」と呼ぶ新たな出資枠を設けるようです。投資額は1件あたり数億〜10億円程度で、大企業の新分野への進出やオープンイノベーションのための新会社を想定するもようです。

  8. 純資産マイナスの生保も、金利上昇で一時的に

    東京海上日動あんしん生命保険などが14日に発表した2022年4〜12月期決算で、財務基盤の健全性を示す実質純資産額がマイナスになったようです。金利上昇(債券価格は下落)で保有する有価証券の含み損が広がったようです。

  9. 商工中金、政府保有株売却「2年以内」 経産省有識者案

    政府が46%出資する商工組合中央金庫(商工中金)の株式売却を巡り、経済産業省の有識者検討会は近くまとめる報告書に、商工中金法改正から2年以内に政府が全株売却する案を盛り込む調整に入ったようです。早ければ2025年度に政府による株式売却が実現する可能性があるようです。

  10. 東北銀行、アグリファンドの投資対象を拡大

    東北銀行は盛岡信用金庫などと組成したファンドの投資対象を拡大するようです。これまで岩手県内に拠点や事業所がある農業法人などが対象だったようですが、新たに東北銀行の支店などがある秋田や青森、宮城といったエリアまで対象を広げるもようです。

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