金融関連ニュース

  1. りそな・NTTデータ、中小の請求書払いを一括完了

    りそな銀行はNTTデータと共同で、中小企業の請求書払いをオンラインで一気通貫にできるサービスを開発しました。請求書の内容を自動で読み取って振り込みを済ませられ、データの保管までできるようです。7月からりそな銀行の法人向けインターネットバンキングの契約者向けに機能を提供するもようです。

  2. アクサの変額保険、「外国型」追加 円安で外貨需要

    アクサ生命保険は運用成績によって受取額が変わる変額保険で、9月から外国株式型と外国債券型を新たに加えるとのことです。保険料は為替変動の影響を抑える「為替ヘッジ」を実施しないため、円安が進行すれば、満期時に受け取る保険金はその分だけ円換算の価値が上昇するようです。

  3. 株私設取引のODX開業、初日の売買44億円

    SBIホールディングスと三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)が出資する株の私設取引システム(PTS)運営会社、大阪デジタルエクスチェンジ(ODX)が27日に開業しました。初日の売買代金は44億円、出来高は263万株だったようです。

  4. 企業の債務469兆円 3月末、2000年以来の高水準

    日銀が27日発表した1~3月期の資金循環統計(速報)によりますと、3月末時点で民間企業(金融機関除く)の借入残高は、簿価ベースで前年同期比1.6%増の469兆円となったようです。増加は2四半期連続で、不良債権問題が深刻化していた2000年3月(480兆円)以来の高水準となるとのことです。

  5. 後期高齢者医療、現役世代の支援金2.3%減 20年度

    厚生労働省は23日、2020年度の後期高齢者医療制度の財政状況を公表しました。現役世代が加入する健康保険組合などからの支援金は前年度と比べて2.3%減の6兆3703億円だったようです。新型コロナウイルス禍での高齢者の受診控えなどで医療費が減少したことが要因となっているもようです。

  6. 国民年金の保険料、612万人免除・猶予 21年度過去最多

    厚生労働省は23日、2021年度の国民年金保険料の納付率は73.9%と前年度から2.4ポイント上昇したと発表しました。納付を全額免除・猶予されている人数は前年度より3万人多い612万人で2年連続で最多を更新したようです。

  7. 収納代行で振り込み GMOあおぞらと住友生命系

    GMOあおぞらネット銀行と住友生命子会社のシーエスエス(CSS)は、IT(情報技術)を活用した収納代行サービスで提携するとのことです。CSSの収納代行システムにGMOあおぞらネット銀行が銀行機能を提供し、インターネットバンキングやATMなどの銀行振り込みによる収納ができるようにするようです。

  8. 農林中金、世銀債へ130億円投資 ジェンダー平等を支援

    農林中央金庫は20日、世界銀行が発行する債券に1億ドル(約130億円)投資したと発表しました。資金は主にジェンダー(社会的性差)の平等につながる取り組みに活用される予定で、ジェンダー関連の世銀債に投資するのは国内投資家で初となったようです。

  9. 交通事故リスク、発生データ頼らず予測 MS&ADが地図

    MS&ADインシュアランスグループホールディングスは年内に自動車事故の発生リスクを予測する危険度マップを開発するようです。都市開発で新たにできた道路や人流が大きく変化した交差点など事故が発生していない場所でも人工知能(AI)を使って発生率を予測できるようにするとのことです。

  10. 九州圏の対ロシア輸入額、5月は前年比倍増 原油や石炭

    門司税関は16日、九州経済圏(九州7県と山口、沖縄県)の5月の貿易統計(速報値)を発表しました。ウクライナへの侵攻で経済制裁を受けているロシアからの輸入額は前年同月比2.2倍の440億円に拡大したようです。

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