金融関連ニュース

  1. 地震保険料、東日本大震災後で初の下げ 全国平均0.7%

    損害保険各社でつくる損害保険料率算出機構は、地震保険の基本料率を全国平均で0.7%引き下げる方針を固めたようです。2011年の東日本大震災後、一貫して引き上げが続いていたようですが、最新の予測モデルを反映した結果、引き下げが可能と判断したとのことです。

  2. 三菱UFJ銀行、国内全拠点を再生可能エネルギーに切り替え

    三菱UFJ銀行は6月中にも国内拠点で使う電力を全て再生可能エネルギーに切り替えるようです。約560ある拠点で電力を自社契約している店舗や本部が対象となります。2030年までにグループ全体で排出する温暖化ガスを実質ゼロにする目標を掲げており、脱炭素への取り組み姿勢を強調する狙いがあるとのことです。

  3. 所定外給与、4月6.4%増 労働時間戻り給与総額も増加

    厚生労働省が8日発表した毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上)によりますと、4月の1人当たり現金給与総額は前年同月比1.6%増の27万9135円だったようです。前年同月を上回るのは2カ月連続となり、残業代などの所定外給与が6.4%増の1万8998円と大きく伸びたとのことです。

  4. 昭和電工、プリント配線板売却 国内ファンドに400億円

    昭和電工が電子機器などに使うプリント配線板事業を、国内投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループ(東京・千代田)に売却することが6日にわかりました。売却額は約400億円とみられているようです。2020年に約9600億円で国内化学メーカーを買収後、財務改善のため事業売却を進めています。

  5. SBGハイブリッド債、条件決定 当初利率2・75%

    ソフトバンクグループ(SBG)は3日、国内の個人向けハイブリッド社債の発行条件を決めました。発行総額は4050億円で、国内個人向けでは最大規模となるようです。年限は35年です。当初5年間の固定利率は年2・75%で、5年後以降は変動するもようです。

  6. 自動車保険、値下げへ 業界試算で下げ幅5%程度

    損害保険各社でつくる損害保険料率算出機構が任意の自動車保険の目安となる「参考純率」を引き下げる見通しであることが、3日までにわかりました。各社の試算によると下げ幅は平均5%程度とみられているようです。

  7. 損保ジャパン、34年ぶりにシステム刷新 商品開発を短縮

    損害保険ジャパンは、保険商品の開発や契約手続きなどを担う新たな基幹システムを稼働させました。ネット系など外部企業とのシステム連携を円滑にし、商品設計や販売面でデジタル技術を活用した保険を増やす方針のようです。基幹システムの刷新は旧安田火災海上保険の時代以来で34年ぶりです。

  8. ユニゾン、インドで500億円投資

    国内投資ファンドのユニゾン・キャピタル(東京・千代田)はインドでの企業投資に参入するようです。国内の機関投資家などから約5億ドル(約540億円)を募りファンドをつくり、現地の政府系ファンドと組んで投資するとのことです。

  9. 4月の小売販売額12%増加

    経済産業省が31日発表した4月の商業動態統計速報によりますと、小売業販売額は前年同月比12.0%増の12兆2000億円だったもようです。増加は2カ月連続で、百貨店やコンビニエンスストアが前年同月を上回ったとのことです。

  10. 4月の失業率2.8%、0.2ポイント悪化 有効求人倍率1.09倍

    政府が28日に発表した雇用関連統計によりますと、4月の完全失業率(季節調整値)は2.8%と前月から0.2ポイント上昇したもようです。4月の有効求人倍率(季節調整値)は1.09倍となり、前月から0.01ポイント低下したとのことです。

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