東京都は、ホテルの一般客室向けにバリアフリー基準を適用する条例改正案を発表しました。内容は、客室の出入り口で一定の幅を確保することや、客室内に階段や段差を設けないことなどを義務付け、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて都内のバリアフリー対応の客室増加を促すものです。このような一般客室向けに従う義務のあるバリアフリー基準を定めた条例は全国初で、基準を満たさなくても罰則はありませんが、改正条例が施行された後は基準を満たしていないホテルの着工はできなくなるとのことです。