国土交通省は、都市再生特別措置法の規定に基づき、福岡地所（株）から申請のあった民間都市再生事業計画「（仮称）天神ビジネスセンタープロジェクト」の認定を発表しました。事業施行期間は、平成31年1月7日～平成33年9月30日を予定しており、福岡市が主導する「天神ビッグバン」で掲げる中核事業の一環として、同地区内における機能性や災害対応力の高いビルへの建て替えを実施し、高質なオフィスや商業空間ならびに都市景観の創出を図ることにより天神ビッグバンの推進に寄与し、天神地下街へつながる地下通路や、地上と地下を円滑につなぐアトリウムの整備により歩行者ネットワークを強化し同地区の回遊性向上を目指していくとのことです。ここに位置する天神地区は、九州・アジアの交流拠点都市として環境、魅力、安全安心、共働などの視点を踏まえ、都市機能の強化や質の高い市街地環境を形成することが期待されているようです。