長谷工コーポレーションと西日本電信電話は、共同でICTを活用した次世代型集合住宅「IoTマンション」の実現に向けた実証実験を開始すると発表しました。長谷工は、これまでBIM普及への取り組みや、建設作業所の測量・管理・検査におけるドローン活用、AR・VR技術を用いた検査などについての実証を行なっており、NTT西日本は、不動産にICTを組み込み居住者の利便性を向上させる「ちょっと未来の暮らし創造プロジェクト」を推進してきたことにより、今回の実証実験においては両社のノウハウをいかし、次世代型集合住宅に向けた「IoTマンション」のあるべき姿を共同で検討することが目的のようです。実証実験は、長谷工グループが手掛けるマンションの共用部設備に、NTT西日本のICTを連携することによりマンションの利便性の向上を目指すということのようです。本共同実証で得られた成果を利用した新築のIoTマンション第一号物件を2019年度中に完成することを目指し、様々な住宅機器・情報機器が保有する各種情報とマンション居住者情報を繋げることにより安全・安心、快適な暮らしを提供するだけでなくマンション管理会社にも有用な情報を提供していきたいとのことです。