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2.82019
マンションの空き家問題、深刻化
マンションの空き家問題が深刻な影響を及ぼしているようです。管理組合が機能せず、基礎的な修繕もできない物件が水面下で増えているもようです。東京都が管理状況の届け出を義務化する条例案を定例議会に提出するなど自治体も対策に乗り出しているものの、空き家の増加が管理不全をもたらし、空き家が増える負のスパイラルを食い止めるのは容易ではないとのことです。組合がなければ、危険な損壊が放置されたり、管理不全の隙を突いた侵入者による犯罪の温床になったりするリスクもあり、住民だけでなく周辺地域にも悪影響が出るだろうと不安視しているのが現状です。空き家が増えたマンションは管理組合の理事を担う人手や管理費、修繕積立金も減少しているようです。また、戸建てや賃貸マンションなど所有者が単独の空き家に関しては、リノベーション後に新たな居住者を募ったり、オフィスや店に転用したりという改革が進み始めているもようです。