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4.32020
東京都、「マンション管理・再生促進計画」を策定
東京都は、「マンション管理・再生促進計画」(再生促進計画)を策定したことを発表しました。2019年3月に「東京におけるマンションの適正な管理の促進に関する条例」を制定したことを受け、老朽マンション等の円滑な再生に向けた施策の具体化等を計画的に推進することが目的のようです。再生促進計画は、今後10年間の目標と具体的な施策展開に向けて、(1)マンションの適正な管理の推進、(2)老朽マンション等の再生の促進に向けて、それぞれ目標を設定しているようです。(1)においては、適正管理の推進として2019年10月に制定した管理適正化指針や管理ガイドブックの活用促進などを盛り込み、管理の良好なマンションが適正に評価される市場の形成を目指し、既存マンション購入希望者に対する管理情報の的確な提供や優良マンション登録表示制度における登録インセンティブの検討なども目標に据えており、また、(2)においては、個別事情に応じた適切な再生手法を選択できる環境づくりとして敷地売却制度などの効果的な支援策の検討などを掲げているようです。計画の推進に向け、国・区市町村だけでなく関係機関や専門家などと情報を共有し連携強化を図ると共に、人材育成の推進、再生計画における定期的な効果検証など必要に応じて見直していくとのことです。