国土交通省は、10年の平均を100として算出し、2020年2月分の不動産価格指数（住宅）を公表しました。今月より即時的な動向を把握するために季節調整を実施したうえで、前月との比較を公表したとのことです。同月の住宅総合指数は、前月比0.7％上昇で114.3、住宅地は7.7％上昇で101.7、戸建住宅は0.8％下落の100.8、区分所有マンションは横ばいの151.0となったもようです。都市圏別にみると、東京都の住宅総合は128.6、住宅地114.3、マンション151.8でいずれも上昇、戸建住宅が103.8で前月比3.3％の下落、南関東圏は住宅総合116.9、住宅地105.4、マンション145.5でいずれも上昇、戸建住宅のみ98.3で前月比1.1％の下落だったようです。名古屋圏は住宅総合108.4、住宅地100.2、戸建住宅101.9でいずれも上昇傾向にあり、マンションのみ148.7で前月比2.5％の下落、京阪神圏は住宅総合121.0、住宅地106.4、戸建住宅106.0でいずれも上昇、マンションのみ158.9で前月比2.2％下落したとのことです。併せて2019年第4四半期における商業用不動産の季節調整を行った不動産価格指数の総合指数は121.9で前期比1.4％下落となったとのことです。