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若年層の地震対策への意識低く

積水化学工業(株)住宅カンパニーの調査研究機関である(株)住環境研究所は1日、「地震への意識と対策についての調査」結果を発表したとのことです。全国の15~79歳の男女を対象にインターネット調査をしたもので、調査期間は3月13~17日、サンプル数は5,000件。
今後10年以内に居住地において震度5以上の地震で自分が被害を受けそうな確率(感覚値)については、「2割以下」との回答が全体の52%を占めたようです。「0割(地震被害に遭わない)」が全体の15%となるなど、地震被害への意識が低さがうかがえる結果となり、なお「0割」との回答は、女性10~30歳代で15~19%、男性10~30歳代で20%超と、40~70歳代と比べて高い比率となったとのことです。
自分自身で行なう地震対策で必要だと考える項目については、「停電」、「食料品、飲料、日用品の不足」、「断水、下水道の機能停止」が上位となり、また地震時の怪我の原因となる「家具や調度品の破損・倒壊」への対処についても、必要性を感じている人が多かったもようです。なお、必要性を感じる人は年齢が下がるほど少なくなる傾向が見られ、「特に対策が必要と考える事象はない」という回答は、20歳代では、女性22%、男性29%に及んだようです。
すでに実施済みの地震対策について聞いたところ、「停電時の電源確保」、「食料品、飲料、日用品の備蓄」、「家具や調度品の固定・補強」がトップ3となったとのことです。

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