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ヤマダホームズ、水害対策仕様の住宅提案

(株)ヤマダホームズはこのほど、相次ぐ浸水被害への対策を施した「水害対策仕様」の住宅の販売を開始したようです。
1階床上浸水レベル(地盤より1m浸水)未満を想定し、「被害を受けても最低限の生活を維持できる設計上の配慮」と「浸水を最小限に留め、復旧しやすくする工夫」の2つをポイントに開発したとのことです。
建物周囲には浸水ハザードマップで確認した浸水水位以上の高さの塀を設置し、玄関、車庫などの開口部前は止水板を設けて浸水を防ぎ、建物本体では、ベタ基礎と立ち上がりの継ぎ目、および貫通サヤ管を止水し、建物への浸水を最小限に留め、汚水ますには逆流防止弁を設置、床下に浸水した場合でも排水できるよう、基礎内部に水抜きを設置するなど、復旧のしやすさに配慮するもようです。
間取りは、2階にキッチン、浴室などの水回り設備や寝室等を計画しており、1、2階の分電盤回路を分割するなどの提案も行なうようです。脱出・救出用としてバルコニーも設置し、また、基礎高さは浸水ハザードマップ予想水位以上の設計を行ない、室外設備機器(給湯器等)も予想水位以上の高さに設置するよう配慮するとのことです。

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