株式会社長谷工コーポレーションは12日、独自開発の環境配慮型コンクリートであるH-BA コンクリート（特許出願中）を、横浜市の新築マンションの一部に初採用したと公表しました。
H-BA コンクリートは、コンクリート材料に由来する二酸化炭素の排出量を約8.2～18.5％削減する環境配慮型コンクリートとなっており、品質は、一般的に使用されるコンクリートと同等で、一般社団法人日本建築総合試験所の建築技術性能証明（GBRC 性能証明 第17－21号）を取得しているとのことです。
長谷工テクニカルセンターの外構部で実施工による検証を行ない、一般コンクリートと変わらない施工性を確認出来たことから、建築物への適用を決めたようです。
建築物の適用箇所を選ばずに使用可能な特徴を活用し、脱炭素社会の具現化に向けた方策の一つとして、普及を目指していくとのことです。