株式会社東京カンテイは15日、21年1月の三大都市圏・分譲マンション賃料月別推移を発表しました。
首都圏の平均賃料は3,198円（前月比0.9％上昇）と、2ヵ月連続で上昇したようです。千葉県を除いた地域の賃料が上昇したことが要因とのことです。
都県別では、東京都は3,723円（同0.9％上昇）で最高値を更新し、神奈川県は2,360円（同0.3％上昇）と、ともに3ヵ月ぶりに上昇したようです。埼玉県は1,708円（同1.2％上昇）と3ヵ月連続でプラスとなり、千葉県は築浅事例が減少したこともあり、1,662円（同1.1％低下）で5ヵ月連続のマイナスとなるなど下落傾向が抑止できていないようです。
中部圏は1,781円（同0.2％上昇）、愛知県は1,825円（同0.1％低下）となり、近畿圏では1,919円（同0.1％低下）と、20年8月に最高値を記録して以降水準を下げつつあるようです。大阪府は2,131円（同0.2％低下）と再度下落したものの、直近の推移は、現水準で落ち着き見せており、兵庫県は1,660円（同0.2％上昇）と、20年9月以降の下落傾向は落ち着いているとのことです。