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4.212021
20年度の首都圏マンション、2年連続で発売戸数3万戸割れ
株式会社不動産経済研究所は19日、2020年度(20年4月~21年3月)の首都圏マンション市場動向を発表しました。同年度の新規供給戸数は2万9,032戸(前年度比1.7%増)。7月以降に回復するも2年連続での3万戸割れとなったそうです。地域別に見てみますと、東京都区部1万1,131戸(同15.2%減)、都下3,122戸(同27.2%減)、神奈川県6,523戸(同1.7%増)、埼玉県3,573戸(同1.4%減)、千葉県4,683戸(同59.7%増)となりました。1戸当たりの平均価格・平方メートル単価は5,994万円・90万5,000円(同1.0%下落・同0.4%上昇)。単価は9年連続のアップとなり、1990年度以来の高値となったとのことです。地域別に見てみますと、東京都区部7,564万円・122万1,000円(同2.2%上昇・同6.1%上昇)、都下5,414万円・80万円(同0.8%下落・同1.0%上昇)、神奈川県5,513万円・81万8,000円(同5.4%下落・同7.8%上昇)、埼玉県4,571万円・66万6,000円(同3.6%上昇・同5.7%上昇)、千葉県4,404万円・61万3,000円(同0.9%上昇・同0.5%上昇)となりました。都下の戸当たりが下落したものの、その他はいずれも上昇しているもようです。初月契約率は67.9%(同6.6ポイント上昇)となり、5年連続で60%台を維持し、即日完売戸数は443戸で、販売戸数の1.5%となったとのことです。