野村不動産ホールディングス株式会社は21日、2022年3月期第1四半期決算（連結）を発表しました。当期（21年4月1日～6月30日）は、売上高1,465億4,400万円（前年同期比7.4％増）、営業利益304億9,300万円（同70.3％増）、営業利益に持分法投資損益と企業買収に伴い発生する無形固定資産の償却費を足した事業利益は305億1,900万円（同68.5％増）、経常利益は278億2,500万円（同80.5％増）、当期純利益は186億600万円（同110.6％増）で、増収増益になったようです。住宅部門は、住宅分譲事業で計上戸数が647戸（同39戸増）と増加した一方で、平均価格が低下し、売上高466億200万円（同15.7％減）、事業利益17億3,400万円（同58.6％減）と減収減益になったようです。通期の計上予定売上高に対する契約進捗率は80.5％、契約済み未計上残高は3,540戸（同1,280戸増）となり、都市開発部門は、収益不動産事業において物件売却収入が増加したようです。売上高は676億円（同27.9％増）、事業利益は232億7,300万円（同124.6％増）となったようです。仲介・CRE部門は、売買仲介事業のリテールにおいて、コロナ禍による影響で一部営業活動を自粛した前年同期からの反動等により、取扱件数および取扱高が増え、これにより売上高106億2,100万円（同23.9％増）、事業利益31億9,500万円（同96.4％増）を計上したとのことです。