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11.222021
21年度の建設投資、前年比微増の見通し
一般財団法人建設経済研究所と一般財団法人経済調査会・経済調査研究所は16日、「建設経済モデルによる建設投資の見通し」(2021年11月)を公表しました。国民経済計算(四半期別GDP速報)の21年4~6月期・2次速報を踏まえ、21・22年度の建設経済を予測しているようです。建設投資全体では、21年度は62兆5,200億円(前年度比2.7%増)を見込み、政府建設投資は、24兆4,400億円(同2.0%増)と予測したようです。民間住宅投資は、コロナ禍等の影響によって続いた減少傾向が下げ止まったものの、足元では伸び悩みが見られることから、15兆4,000億円(同1.9%増)になると予測したとのことです。22年度は、建設投資全体は63兆400億円(同0.8%増)と、前年度と同水準になる見通しのようです。政府建設投資は、24兆6,400億円(同0.8%増)と予測し、一方で民間住宅投資は、政府の住宅取得関連支援策が21年度末で終了すると想定し、15兆1,000億円(同1.9%減)との見込みのようです。