株式会社帝国データバンク（TDB）は3日、2021年11月の「TDB景気動向調査」結果を発表しました。有効回答数は1万1,504社です。同月の景気動向指数（景気DI：0～100、50が判断の分かれ目）は43.1（前月比1.6ポイント増）と、3ヵ月連続で改善し、新型コロナウイルス新規感染者数の落ち着きでプラスの材料が多く表れ、回復傾向が続いたとのことです。今後は、リベンジ消費や挽回生産などが見込まれる中、回復傾向が続くと見ているようです。業界別でも、調査全10業界、51業種中42業種が改善し、24業種で、感染拡大前の20年1月を上回る水準まで回復したとのことです。「不動産」は44.7（同1.1ポイント増）で、3ヵ月連続の改善となったようです。