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12.222021
都心5区ビル空室率、16ヵ月ぶり低下
三幸エステート株式会社は17日、2021年12月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル(1フロア面積200坪以上)のマーケットデータを公表しました。東京都心5区の空室率は3.93%(前月比0.14ポイント低下)と、16ヵ月ぶりに低下したようです。リーシング活動の活発化により、既存ビルで空室床の消化が進み、2020年からの上昇傾向に変化の兆しが見え始めているもようです。潜在空室率(貸付総面積に対する募集面積の割合)は7.52%(同0.11ポイント低下)と3ヵ月ぶりに低下し、横ばい傾向だったようです。1坪当たりの募集賃料は2万8,605円(同20円下落)と、3ヵ月連続の下落となり、もっとも下落ベースには鈍化の兆しが見えるとのことです。