NTT都市開発株式会社は、賃貸マンション「ウエリスアーバン品川タワー」（東京都港区、総戸数305戸）の予約制建物内覧会を21日から開始するようです。同物件は、JR「品川」駅徒歩10分に立地しており、2003年築、地上24階建てのサービスアパートメントを、21年4月に取得し、当初は建て替えも検討したようですが、建物仕様が良く老朽化もしていないことから、賃貸マンションへリニューアルすることにしたようです。同社の賃貸住宅としては首都圏2物件目で、既存物件のリニューアルは初めてとのことです。現在も、一部住戸はサービスアパートメントとして運営しているようですが、退去した住戸を順にリニューアルし、最終的には賃貸住宅の比率を半分まで高めるようです。住戸間取りは、1R～1LDK、専有面積約28～83平方メートル。賃貸住宅化にあたっては、専有部のクロス、建具、キッチン等をリニューアルするほか、24階のバーラウンジをテレワークスペースへ改修しました。一部住戸は室内リニューアルはせず、賃料を押さえた家具付き賃貸住宅として貸し出すようです。このほか、共用施設として、スパ・サウナ、フィットネスルームを備える。賃料は、月額13万8,000～60万円（光熱水費、管理費は別）。また、ニューノーマルへの対応、入居者の利便性向上、セキュリティ強化を目的に、株式会社ライナフの顔認証エントランスシステム「ライナフGate」と、次世代インターホンシステム「ライナフGateインターホン」を導入し、後者の導入第1号となるようです。「ライナフGate」は、エントランスに設置したタブレットが来訪者の顔を認識し、ハンズフリーでオートロックを解錠するものです。入居者登録はスマートフォンで行ない、「ライナフGateインターホン」は、「ライナフGate」と連動して来訪者の応対（とオートロックの開錠）をスマートフォンで可能とするもので、入居者はどこにいてもスマートフォンで応対できるようです。通話による応対に加え、メッセージでの応対、画像のみの確認も可能。女性のプライバシーを守るため、ボイスチェンジャーによる応対も搭載したとのことです。