三幸エステート株式会社は15日、2022年1月度の東京都心5区（千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区）および全国6大都市（東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡）の大規模ビル（1フロア面積200坪以上）のマーケットデータを公表しました。東京都心5区の空室率は3.99％（前月比0.01ポイント上昇）とほぼ横ばいとなり、4％前後の水準が5ヵ月連続で続いたようです。オフィス需要の活発化に加え大口の一時需要もあり、築浅ビルを中心に空室床の消化が進んだもようです。一方で、オフィス再編による解約床が現空となり、空室率は小幅に動きにとどまったとのことです。潜在空室率は7.60％（同0.22ポイント上昇）と、3ヵ月ぶりに上昇したようです。1坪当たりの募集賃料は2万8,328円（同144円下落）と5ヵ月連続の下落となり、低下傾向が継続しているようです。募集面積は65万2,946坪（同1万12坪増）です。