株式会社帝国データバンク（TDB）は3日、2022年2月の「TDB景気動向調査」結果を発表しました。有効回答数は1万1,562社です。同月の景気DI（0～100、50が判断の分かれ目）は39.9（前月比1.3ポイント減）と、2ヵ月連続で悪化し、国内景気は、オミクロン株の広がり、燃料価格の高騰、大雪などを要因とし、落ち込みが続いたとのことです。全10業界中9業界、51業種中41業種が悪化したようです。まん延防止等重点措置の延長で小売やサービスなど個人消費が落ち込み、ウクライナ情勢など地政学リスクの高まりによる原油価格の高騰で運輸・倉庫などの仕入れ単価も上昇が続いたようです。「不動産」は42.6（同0.3ポイント減）と、2ヵ月連続の悪化となったようです。