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都心5区のマンション賃料、全タイプで上昇

一般財団法人日本不動産研究所は27日、「住宅マーケットインデックス2023年上期」の調査結果を発表しました。アットホーム株式会社と株式会社ケン・コーポレーションが提供した賃貸・分譲マンション事例データを基に、東京23区の新築・既存(築10年)マンションを、大型(80平方メートル以上)・標準(40~80平方メートル未満)・小型(40平方メートル未満)に分け、賃料・価格等を集計・分析しました。1平方メートル当たりのマンション賃料は、東京都心5区で新築が大型7,452円(前期比2.1%上昇)、標準5,257円(同1.4%上昇)、小型4,633円(同1.7%上昇)。既存は大型6,676円(同2.2%上昇)、標準4,810円(同1.5%上昇)、小型4,359円(同1.7%上昇)。新築および既存のすべてのタイプで上昇し、小型を除いたタイプが調査開始以来の最高値となるようです。小型タイプも20年上半期に次ぐ高い水準となったようです。東京23区では、新築が大型6,315円(同1.3%上昇)、標準3,681円(同0.4%上昇)、小型3,907円(同1.3%上昇)。既存は大型5,670円(同1.6%上昇)、標準3,407円(同0.6%上昇)、小型3,678円(同1.4%上昇)。東京23区も新築および既存のすべてのタイプで上昇し、調査開始以来の最高値となったもようです。1平方メートル当たりのマンション価格は、都心5区で、新築が大型327万7,000円(同121.0%上昇)、標準210万円(同50.0%上昇)、小型180万1,000円(同0.8%上昇)。既存が大型184万2,000円(同8.5%上昇)、標準143万2,000円(同1.5%下落)、小型132万4,000円(同4.1%上昇)となったようです。新築の大型と標準タイプは前期比ともに大幅に上昇し、サンプルの内、港区の割合がそれぞれ6.5割・3.4割となっており、平均単価が押し上げられたことが要因となっているようです。また、既存の標準タイプは前期より低下したが大型と小型タイプは共に上昇しているとのことです。

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