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都心5区ビル空室率、 17ヵ月ぶりの4%台

三幸エステート株式会社は13日、2023年11月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模賃貸オフィスビル(1フロア面積200坪以上)のマーケットデータを公表しました。東京都心5区の空室率は4.96%(前月比0.18ポイント低下)と、22年6月以来の4%台に低下したようです。既存ビルの空室床の成約が進んだほか、11月に竣工した複数の新築ビルが高稼働だったため。退去前を含む募集床の割合を示す潜在空室率も7.36%(同0.11ポイント低下)と同様に低下したようです。1坪当たりの募集賃料は2万7,839円(同188円減)と下落したものの、2万8,000円前後で推移し、横ばい傾向が続いたようです。引き続き、大口の募集床を抱えるビルを中心に、テナント誘致を目的とした条件見直しやキャンペーンが行なわれているようです。

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