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23年の近畿圏マンション、1平方メートル単価が最高値

株式会社不動産経済研究所は25日、2023年1年間および同年12月の「近畿圏マンション市場動向」を発表しました。同年の近畿圏のマンションの新規発売戸数は、1万5,385戸(前年比13.8%減)と2年連続の減少となったようです。エリア別では、大阪市部6,529戸(同8.9%減)、大阪府下2,972戸(同17.4%減)、神戸市部971戸(同35.5%減)、兵庫県下1,695戸(同15.0%減)、京都市部1,365戸(同30.8%減)、京都府下407戸(同23.0%増)、奈良県474戸(同41.9%増)、滋賀県859戸(同15.5%増)、和歌山県113戸(同46.4%減)となったようです。1戸当たりの平均価格は4,666万円(同0.7%上昇)と6年連続の上昇となり、1991年(5,552万円)以来の高値になったようです。1平方メートル当たりの単価は79万円(同2.1%上昇)と、11年連続で上昇し、73年の調査開始以来の最高値となったようです。月間契約率(平均)は71.4%(同1.3ポイント下落)。2年連続で70%を超えたもようです。24年の発売戸数は1万6,500戸程度を見込むようです。また、23年12月の近畿圏マンション発売戸数は3,888戸(前年同月比31.7%増)と、3ヵ月ぶりに前年同月を上回り、1戸当たりの価格は4,615万円(同15.2%上昇)、1平方メートル単価は81万円(同7.4%上昇)といずれも前年同月比で2ヵ月連続の上昇となったようです。月間契約率は73.4%(同1.4ポイント下落)と堅調で、2ヵ月ぶりに70%を超えたようです。即日完売物件2物件・2戸。販売在庫は3,461戸となり、前月末に比べて696戸増加したもようです。

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