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5.142024
東京の50坪以下貸店舗、物件数指数は3期連続で減少
アットホーム株式会社は9日、2023年度下期(23年10月~24年3月)の50坪以下の貸店舗の募集動向を発表しました。調査対象は、同社不動産情報ネットワークに登録・公開された、東京(銀座、新橋・虎ノ門、六本木、渋谷、原宿・表参道、恵比寿・目黒・中目黒、新宿、池袋、上野・浅草)、名古屋(「名古屋」駅周辺、栄)、大阪(大阪・梅田、なんば・心斎橋)に所在する5~50坪の「貸店舗」「貸店舗・事務所」で、駅徒歩10分以内の物件。募集賃料は、共益費等込みの坪単価(税抜き)の中央値。「飲食店可」と「飲食店不可」、「1階」と「1階以外(地下階および2階以上)」に分類し集計しているようです。東京9エリアの募集賃料は、条件別では、飲食店可物件が2万7,595円(前期(23年4~9月)比1.8%上昇)、飲食店不可物件が1万8,332円(同4.3%上昇)。フロア別では、1階物件が2万6,596円(同3.7%上昇)、1階以外物件が2万367円(同2.5%上昇)。飲食店可物件、飲食店不可物件、1階以外物件の3タイプで18年上期以降の最高値を更新したようです。募集物件割合は、飲食店可物件が35.3%(同1.4ポイント減)、飲食店不可物件が64.7%(同1.4ポイント増)となり、募集物件数指数は113.6(同5.9%減少)と8期ぶりの120割れたようです。「名古屋」駅周辺は、条件別では飲食店可物件が1万9,914円(同19.8%上昇)、飲食店不可物件が1万2,679円(同6.4%上昇)。フロア別では1階物件が1万7,177円(同10.9%上昇)、1階以外物件が1万3,292円(同変動なし)。募集物件数指数は190.7(同8.3%減少)となったようです。