野村不動産ソリューションズ株式会社は5日、2024年7月1日時点の首都圏「住宅地価INDEX」調査結果を発表しました。四半期ごとに実施している定点調査で、調査地点数は169ヵ所です。00年1月を100とした、24年7月1日時点の住宅地価INDEXは、首都圏が112.6（前回調査（24年4月）比＋0.9％）だったようです。20年第4四半期から16期連続で上昇し、変動率は0.9％となり、2四半期ぶりに上昇率が拡大しているようです。エリア別では、東京区部149.7（同＋1.5％）、埼玉県119.1（同＋1.0％）、千葉県93.7（同＋1.5％）の上昇が顕著で首都圏の価格上昇をけん引したとのことです。また、神奈川県も99.8（同＋0.6％）もプラスに。東京都下は107.2％（同―0.1％）でマイナスとなったようです。東京区部では、都心5区の千代田区、中央区、新宿区を中心に価格上昇が続いているようです。東京都下は前期まで15期連続で上昇していたようですが、値上がり地点が前回9地点から今回2地点に減少し、値下がり地点が前回0地点から今回2地点に増加したとのことです。