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三大都市圏既存M価格、主要エリアの上昇がけん引

株式会社東京カンテイは22日、2024年7月の三大都市圏中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の推移を発表しました。首都圏の70平方メートル換算価格は4,629万円(前月比変化なし)となり、横ばいでの推移となったようです。都県別では東京都6,571万円(同0.6%上昇)、神奈川県3,615万円(同0.1%上昇)、埼玉県2,882万円(同0.7%下落)、千葉県2,672万円(同0.8%下落)。東京都は3ヵ月連続、神奈川県は2ヵ月連続の上昇。埼玉県は3ヵ月ぶりに下落したようです。千葉県は続落し、年初来の最低値を2ヵ月連続で更新したとのことです。近畿圏は2,857万円(同0.2%上昇)と、小幅ながら前月に続いて上昇し、大阪府は3,119万円(同0.6%上昇)、兵庫県は2,441万円(同0.1%上昇)。大阪府が4ヵ月連続で上昇したようです。兵庫県はわずかながら3ヵ月ぶりのプラスとなったもようです。中部圏は2,242万円(同0.6%上昇)となり、2ヵ月ぶりの上昇。愛知県も2,384万円(同1.2%上昇)で、こちらも2ヵ月ぶりの上昇だったようです。主要エリアの動向を見てみますと、各圏域都心部がけん引している様子がうかがえるようです。東京23区は7,551万円(同1.0%上昇)と3ヵ月連続の上昇となり、さらに細かく見てみますと、都心6区は1億2,276万円(同1.8%上昇)、城南・城西6区7,231万円(同0.5%上昇)、城北・城東11区5,412万円(同0.4%上昇)と全エリアでプラス傾向が続いたようです。都心6区は18ヵ月連続の上昇で上昇幅も拡大しており、前年同月との比較は18.6%の上昇。大阪市中心6区は6,052万円(同3.7%上昇)で、前年同月と比べて12.5%上昇しているようです。

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