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都心5区ビル空室率、わずかに改善し4%台で推移

三幸エステート株式会社は9日、2024年9月度の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)と全国6大都市(東京23区と札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡の5市)の大規模ビル(1フロア当たりの面積200坪以上の賃貸オフィスビル)のマーケットデータを公表しました。東京都心5区の空室率は4.17%(前月比0.23ポイント低下)と、わずかに改善し、港区を中心にまとまった面積の空室消化が進んだことに加え、9月に竣工した複数の新築ビルがおおむね高稼働だったことが要因のようです。退去前を含む募集床の割合を示す潜在空室率も6.03%(同0.26ポイント低下)と低下したようです。1坪当たりの平均募集賃料は2万8,755円(同74円上昇)で、5ヵ月連続の上昇となったようです。募集面積は52万9,878坪(同2万2,266坪減)です。

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