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10.242024
近畿圏新築分譲マンション、上半期の契約率75%超え
株式会社不動産経済研究所は21日、2024年度上半期(4~9月)および9月度の近畿圏新築分譲マンション市場動向を発表しました。24年度上半期の発売戸数は6,612戸(前年同期比4.1%増)と3年ぶりに増加し、地域別では、大阪市部2,136戸(同19.0%減)、大阪府下1,598戸(同39.1%増)、神戸市部692戸(同60.9%増)、兵庫県下877戸(同13.0%増)、京都市部739戸(同15.5%増)、京都府下67戸(同64.2%減)、奈良県34戸(同76.9%減)、滋賀県366戸(同0.5%減)、和歌山県103戸(同442.1%増)だったようです。契約率は75.5%(同3.0ポイント上昇)と、2年連続の70%台。1戸当たりの平均価格は5,393万円(同14.8%上昇)と、1991年度上半期の5,436万円以来の高値となったようです。1平方メートル単価は88万3,000円(同12.8%上昇)で、1973年の調査開始以降の最高値を3年連続で更新しているもようです。戸当たり価格は5年連続、平方メートル単価は4年連続の上昇となったようです。即日完売物件は251戸で、発売戸数の3.8%。9月の発売戸数は1,280戸(前年同月比8.1%減)と、2ヵ月連続で前年同月を下回ったようです。契約率は80.8%(同0.3ポイント上昇)と、4ヵ月連続で70%を超えたとのことです。1戸当たりの平均価格は5,841万円(同29.0%上昇)、1平方メートル単価は98万2,000円(同29.4%上昇)。いずれも9月としては1973年の調査開始以降の最高値を更新し、また、2ヵ月連続で2桁の上昇率となったようです。