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12.242024
東京都心5区オフィス空室率、3ヵ月連続で改善
三幸エステート株式会社は17日、2024年11月の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)と全国6大都市(東京23区と札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡の5市)の大規模ビル(1フロア当たりの面積200坪以上の賃貸オフィスビル)のマーケットデータを公表しました。東京都心5区の空室率は3.71%(前月比0.24ポイント低下)と3ヵ月連続で改善し、2ヵ月連続での3%台となったようです。拡張移転や館内増床の動きが目立ち、まとまった面積の空室が解消したもようです。退去前を含む募集床の割合を示す潜在空室率は5.73%(同0.15ポイント低下)と緩やかな低下傾向が続いているとのことです。1坪当たりの平均募集賃料は2万8,915円(同119円上昇)で12ヵ月連続の上昇または横ばいで上昇傾向となっているようです。募集面積は50万4,872坪(同8,504坪減)で、空室消化が続いているとのことです。エリアによっては募集床に品薄感がある一方で、湾岸エリアではリーシングが長期化するなど、エリア間での二極化傾向も見られるもようです。