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1.222025
英国で日系企業初となる木造増改築オフィス
住友林業株式会社と芙蓉総合リース株式会社は20日、英国・ロンドンで木造の増改築によるオフィス開発「Golden Lane(ゴールデン レーン)プロジェクト」を開始すると発表しました。同国での木造の増改築によるオフィス開発は、日系企業として初となるようです。住友林業グループ会社のBywater SFCグループと芙蓉リースの共同出資会社が開発主体となり、住友林業100%子会社の住友林業アセットマネジメント株式会社がプロジェクト組成に関するとりまとめや調整を行なうようです。同プロジェクトは、数多くの建築事務所やショールームのあるクラーケンウェルに位置し、「ファリンドン」駅や「バービカン」駅、「オールドストリート」駅まで徒歩約6~10分に立地するようです。1900年代初頭に建築された5階建てのオフィスを取得し、1~4階は既存オフィスの構造を保存しつつ、内装工事や環境性能を向上する改修工事を実施したようです。5~6階部分を複数の木材を組み合わせて成形した「マスティンバー」による木造で増築するもようです。既存の鉄骨造建物を解体するのではなく、構造を活用した上で木造の増改築とすることで、解体・再建築する場合や鉄骨造での増改築と比較し、建物のライフサイクル全体でのCO2排出量を大幅に削減する計画とのことです。資材の製造や運搬、建設、解体等に係る「エンボディドカーボン」について試算したところ、英国の一般的なオフィスビルの新築と比べ、CO2排出量を約60%削減できるという結果となったようです。また、増築部分を木構造とすることで建物全体の炭素固定量は約220tになるとの試算のようです。