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1.282025
24年の首都圏マンション、契約率が70%割れ
株式会社不動産経済研究所は23日、2024年1年間および同年12月の「首都圏マンション市場動向」を発表しました。同年の首都圏マンションの新規供給戸数は2万3,003戸(前年比14.4%減)。1973年以降で最少となったようです。エリア別では、東京23区8,275戸(同30.5%減)、東京都下2,041戸(同10.0%減)、神奈川県4,917戸(同17.5%減)、埼玉県3,313戸(同9.3%増)、千葉県4,457戸(同20.4%増)。1戸当たりの平均価格は7,820万円(同3.5%下落)。エリア別では、東京23区1億1,181万円(同2.6%下落)、東京都下5,890万円(同8.9%上昇)、神奈川県6,432万円(同6.0%上昇)、埼玉県5,542万円(同13.8%上昇)、千葉県5,689万円(同18.9%上昇)。1平方メートル当たりの平均単価は、117万7,000円(同4.0%下落)だったようです。平均価格、平方メートル単価ともに前年比では下落となり、初月契約率は66.9%(同3.4ポイント減少)と、4年ぶりの70%割れとなったようです。25年の供給は、2万6,000戸(同13.0%増)を見込むもようです。また、24年12月の首都圏マンション販売戸数は5,819戸(前年同月比2.4%減)となったようです。1戸当たりの平均価格は7,335万円(同5.3%上昇)、1平方メートル当たり単価は109万8,000円(同2.4%上昇)と、いずれも2ヵ月連続で上昇したようです。月間契約率は63.7%(同2.4ポイント下落)。即日完売物件は3物件・38戸。販売在庫数は6,814戸で、前月末比1,609戸の増加となったとのことです。