積水ハウス株式会社は6日、2025年1月期決算（連結）を発表しました。当期（2024年2月1日～25年1月31日）は売上高4兆585億8,300万円（前期比30.6％増）、営業利益3,313億6,600万円（同22.3％増）、経常利益3,016億2,700万円（同12.4％増）、当期純利益2,177億500万円（同7.6％増）となったようです。戸建住宅事業は、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス「グリーンファースト ゼロ」をはじめ、大空間リビング「ファミリー スイート」、次世代室内環境システム「スマート イクス」や間取り連動スマートホームサービス「PLATFORM HOUSE touch」等の高付加価値提案が好評で、受注が好調に推移したようです。売上高4,790億9,100万円（同1.7％増）、営業利益460億6,900万円（同12.2％増）を計上したもようです。受注高は4,791億1,300万円（同2.9％増）、受注残は2,300億1,800万円（同0.0％増）となったとのことです。賃貸・事業用建物事業は、エリアマーケティングに基づく事業展開を実施し、賃貸住宅の受注が順調に推移したようです。特に太陽光パネルを住戸ごとに接続する「シャーメゾンZEH」においては、入居者売電方式が好評で、賃貸住宅受注に占めるZEH住戸割合が77％となったようです。CRE・PRE事業における受注も好調で、売上高は5,449億3,400万円（4.0％増）、営業利益は817億9,600万円（同4.8％増）に。受注高は5,293億7,000万円（同7.7％増）、受注残は5,638億8,700万円（同9.2％増）だったもようです。国際事業は、米国において新築住宅へのニーズが高まったことや、さらなる事業展開エリアの拡大に向け24年4月にMDC社を完全子会社化したことなどが奏功し、売上高1兆2,785億1,100万円（同150.2％増）、営業利益789億4,500万円（同61.4％増）と大幅な増収増益になったとのことです。