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11.92017
積水ハウスが日本初の全住戸でZEH基準を満たす分譲マンションを販売
積水ハウス(株)が、11月11日に全住戸でネットゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)基準を満たす分譲マンション「グランドメゾン覚王山菊坂町」(名古屋市千種区)の販売を開始します。全住戸でZEH基準を満たす分譲マンションは日本初となります。集合住宅では、1戸当たりの太陽光発電パネルの設置面積が不足することなどから、ZEH化は難しいとされており国の普及目標の対象外にもなっていますが、同物件ではそうした課題を解決するため創エネ・省エネの両面を充実させています。省エネでは、LED照明をはじめとする各種省エネ設備を導入し、窓にはアルミ・樹脂複合サッシにアルゴンガス入り複層ガラスを採用して開口部の断熱性能を従来の2倍に高め住戸単位でも約1.5倍の断熱性能としています。また、1住戸当たり平均4kWの太陽光発電パネルと家庭用燃料電池エネファームを搭載し、停電時にはそれらが発電を継続してくれるほか、防災備蓄倉庫などで災害対応力も高めています。さらに、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)のZEH基準適合評価を住戸単位で取得するようです。竣工は2019年2月下旬の予定となっています。