（株）不動産経済研究所は、全国に現存する旧耐震マンションの調査結果を発表しました。調査対象は民間が分譲して、東京都では1967年以降、その他首都圏（神奈川県、埼玉県、千葉県）では68年以降、首都圏以外の全国では73年以降に発売され、現存が確認されている物件です。それによると、全国で現存する旧耐震マンションは1万1,280物件・79万3,633戸にのぼり、このうち三大都市圏（首都圏、近畿圏、東海・中京圏）で9,533物件・69万6,689戸と、ほぼ70万戸に達しています。首都圏に限れば、シェアは56.9％を占めているとのことです。1981年6月以降に着工した物件は、新耐震基準となっています。