地方銀行がベンチャー企業への投資を急速に拡大しています。超低金利の長期化で収益力が悪化し、人口減少や高齢化で地域経済の下降も進む中、高い成長が見込める新たな収益源を開拓するのが狙いのようです。リスクマネーの供給だけでなく、ベンチャー企業を育成し地場産業と結び付けることで、地域経済の活性化を図り、地元企業がベンチャーと提携して新ビジネスを立ち上げたり、いずれベンチャー企業が有力企業に育って融資先の開拓につながり、金融とITが融合したフィンテック分野の技術を取り込むことでコスト削減や業務効率化も期待しているようです。