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LINEとみずほフィナンシャルグループ、共同出資による新銀行「LINEBank」の設立に向けての準備・検討を開始

無料通信アプリを手掛けるLINEとみずほFGは、共同で新銀行「LINEBank」を設立し銀行業に参入すると発表しました。平成31年春にも共同出資で設立準備会社を立ち上げ、32年の開業を目指しているようです。LINEが持つ膨大な顧客基盤と大手銀行の高い信用力を融合させて新たな金融サービスを生み出し、若年層をターゲットにした利用者の取り込みを期待しているようです。設立準備会社は、実店舗を持たないインターネット銀行になる見込みであり、融資や預金、振り込みといった金融業務をスマートフォン上で完結できる「スマホ銀行」サービスを提供するようです。みずほFG側は、貸出先の債務不履行やマネーロンダリングのリスクなどを管理し、月間7800万人超のLINE利用者を顧客に取り込むことで、超低金利環境の長期化による利ざや縮小で低下した収益力の改善を図り、今後は他業種の銀行業参入支援を拡充することで顧客開拓につなげ、大規模な顧客基盤を持つ企業との連携も視野に入れているようです。

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