野村アセットマネジメントは、6月から7月にかけて確定拠出年金（DC）向け投資信託の信託報酬を引き下げることを発表しました。下げ幅は最大0.1%で、国内株式型など一部では業界最低水準になるもようです。企業が採用商品を選ぶ際にコスト意識を強めていることから主力投信の手数料を下げ、残高拡大を期待しているとのことです。信託報酬を引き下げるのはDC14本で、同社のDC投信残高の約3分の2を占めています。国内株式型を0.19%から0.14%に、そして外国債券型を0.21%から0.14%に下げるとのことで、国内株型も外債型も業界最低になります。また、バランス型の一部は0.24%から0.14%に下げるもようです。なお、このファンドの運用基本方針や運用体制等については、引き下げ後も一切変更はなく今後もより利用しやすく質の高いサービスを提供し、資産形成をサポートしていきたいとのことです。