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4.162019
金融システム開発のシンプレクスホールディングス、金融機関向けAIサービスの新会社を設立
金融システム開発のシンプレクスホールディングスは、金融機関向けにAIを使ったサービスを手がける新会社「ディープパーセプト」を設立しました。すでに同社のAI人材の一部を新会社に移して業務を開始しており、事務作業を効率化するとともに顧客情報に基づく営業を支援し、銀行や証券会社のAI導入を後押ししているとのことです。新会社は資本金1億円で、シンプレクスが90%、産学連携支援のエピストが10%出資しているようです。シンプレクスに所属するデータサイエンティストらが新会社に移っており、事業拡大に応じてシンプレクスのAI人材を出向させ、AI関連事業を手がけるスタートアップ企業は多いものの安全性などで金融機関のシステムに対応できる企業は少ないとみて、金融向けAIサービスに特化して成長を目指し、2021年度までに年間売上高20億円が目標のようです。エピストは3月に設立し、AIやデータ分析を中心に数千人規模の研究者らのデータベースを持っており、企業と大学の共同研究を支援していくもようです。今後は、研究開発型スタートアップ企業への投資事業を始める計画もあるようです。