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東京証券取引所、データ証券投資における実証実験を開始、アスタミューゼと連携へ

東京証券取引所は、企業が開発するさまざまなデータを証券投資に活用するための実証実験を始めました。東証のネットワークを使用して金融機関や機関投資家にデータを提供し、証券投資に必要であれば東証は正式にデータを販売するとのことです。東証は証券取引所を運営するだけでなく、日々の売買など証券投資に関するデータを金融機関などに販売する事業も手掛けているようです。実証実験の第1弾として、知的財産データベースを運営するアスタミューゼと連携し、同社は企業の持つ特許や技術、人材などの無形資産をもとに企業を点数化する独自の技術を持っており、東証はアスタミューゼが持つデータを希望する金融機関に提供し、証券投資に使えそうかどうかを検証し、本業の取引所ビジネスが市況に左右されやすいなか、東証はデータ事業を安定収益源として強化するもようです。証券投資や資産運用では、企業財務や株価などの伝統的なデータを使うのが一般的でしたが、最近は知的財産のほかクレジットカード取引、POSといった「オルタナティブデータ」を使って証券投資や資産運用をする金融機関が増えていることが現状のようです。

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