佐賀銀行は、振り込め詐欺を未然に防ぐためにAIを活用したATMコーナー監視システムを6月から本格的に導入したとのことです。設置箇所は非公表ですが、駅やデパートなど店舗外の無人ATMコーナー10カ所以上に取り付け、警察とも連携して防止に努め、今後は客の置き忘れを察知してアナウンス機能の導入も検討しているとのことです。ATMを使った振り込め詐欺は一時に比べ減ったものの、高齢者を狙うケースが依然、後を絶たないのが現状です。佐賀銀行はIT企業のオプティムとともに昨年から監視システムの実証実験を進めてきており、このシステムは、AIカメラが利用者の行動や年齢などを画像解析し、詐欺にあっている可能性が高いと判別すると「携帯電話のご利用をお控えください」といったアナウンスにより注意喚起を行うようになっているとのことです。