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7.32019
三菱UFJ銀行と三井住友銀行、9月からATM相互開放へ
三菱UFJ銀行と三井住友銀行は、9月22日から店舗外のATMを相互開放すると発表しました。インターネット経由の決済や振り込みが増える中、管理費の高いATMを減らす方向で、両行は合計で600~700程度のATM拠点を廃止する予定にしているとのことです。当初は2019年前半にも始める計画でしたが、公正取引委員会との調整により、9月の開始になったもようです。駅前や商業施設に置く約2,800カ所のATM拠点が相互開放の対象となり、両行が支店内に設置しているATMなどは対象外になるようです。メガ銀行同士でのATMの相互開放は初めてであり、両行の預金者は平日の日中に現金を引き出す際の手数料が無料になるとのことです。また、相互開放に伴うATMの削減で年数十億円の経費削減を見込んでおり、長引く低金利で銀行の収益環境が厳しくなる中で、経費の削減が急務になっているのが現状のようです。