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三菱UFJ、スマホ決済を開始 ポイント一括で管理

三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)が専用アプリを活用し、タッチ決済やポイント管理を一括するサービスを9月にも開始するとのことです。銀行業への新規参入が相次ぐなか、顧客との接点を増やすことで自社のサービスへの入り口にしたいようです。サービス名称を「MUFGウォレット」といい、クレジットカード大手「VISA」のデビットカードをアプリに取り込み、日本で初の国際規格に沿った「VISA」のタッチ決済ができるようにするとのことです。これは、「アンドロイド」を搭載したスマホであればほぼ利用できるようです。また、来春には「JCB」のデビットカードのタッチ決済にも対応するとのことです。スマホでのお金の管理や決済、ポイント集めを一括でできる「ウォレットアプリ」サービスは、既に米アップルやKDDI、LINEなどが提供しており、アプリ内の電子マネーなどに現金をチャージできる仕組みになっているようです。キャッシュレス決済にクレジットカードを活用する場合、カード番号など決済に関わる情報を暗号化して発行し、カード会社によって異なる複数の暗号情報を一括で送るシステムを整備して決済のセキュリティーに関わるサービスの実績を生かし、免許証など非金融のカードも安全に扱えるようにするとのことです。フィンテック企業が金融サービスを広げる中、銀行は顧客との接点を確保し、ネットバンキングや資産運用など他の金融サービスの利用につなげたいとのことです。

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