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住宅ローン金利、変動型と拮抗、長期固定金利0.6%台へ

住宅ローンの金利は、金利上昇リスクを抱える変動型が最も低く固定期間が長くなるほど高くなっていましたが、9月に入ってから全期間固定型と変動型の金利が実質的にほぼ同じになっているとのことです。全期間固定型の「フラット35」の金利は、3カ月連続で過去最低を更新しており、一部商品においては所定条件を満たせば0.6~0.7%台まで下がっているようです。「フラット35」には、「買取型」と「保証型」の2種があり、9月は買取型の主力タイプの最低金利が前月比0.06ポイント低い1.11%になっており、買取型より厳しい融資率を求める代わりに金利を引き下げるといった「保証型」も住信SBIネット銀行は0.92%、ARUHIは0.96%とそれぞれ過去最低に下がっているもようです。メガ銀行の9月の店頭の適用金利の変動型は最優遇で0.625%、審査結果などによっては0.7%以上もあり得る状況になっており、全期間固定型と変動型はほぼ拮抗しているようです。住信SBIネット銀行やARUHIは借り換え向けの「フラット35」保証型も提供しているものの金利は新規向けより高く、借り換えでは最長10年間の金利優遇措置も対象外になっており、急激な金利低下は住宅購入者には追い風になるものの状況を的確に活用するためにはきめ細かい情報収集が必要とのことです。

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