三菱UFJ銀行と三井住友銀行は、店舗の外にあるATMの相互利用を開始しました。両行においてそれぞれのATMをいつも使っているATMと同じ手数料で使用できるようになり、例えば、平日の午前8時45分から午後6時の間、三井住友銀行の顧客が三菱UFJのATMで現金を引き出すと108円かかっていた手数料が無料になるとのことです。このような形でATMを相互利用することができるようになったのは、メガ銀行どうしでは初めてのようです。また、両行は設置エリアが重複するATMの削減も進めており、計600～700カ所を廃止し、それぞれの維持管理などのコストも年数十億円減らす計画で、低金利などを背景に銀行の経営環境が厳しいなか顧客の利便性を維持しながら経費削減を進めていきたいもようです。